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Interview #10

全国の産地を巡り、より良いものを店頭へ。
人とのつながりに支えられた仕事です。

営業本部商品部/鮮魚部門 バイヤー

G.Dさん

2004年入社

G.Dさん

調理経験ゼロから鮮魚バイヤーへ

店舗経験は約10店舗と同期の中でも多い方です。1店舗目の御代田店からずっと鮮魚部門の担当で、入社後は包丁の持ち方はもちろん、体の動かし方の基本から学んできました。
学生時代は一人暮らしで魚を調理した経験など全くなく魚の種類すら分からなかったので、今思うと先輩方はとても根気強く教えてくれたのだと思います。
店舗にいた頃のことで印象に残っているのは入社1年目、丸のかんぱちの特注に対応した時のこと。調理技術に自信を持てず落ち込んでいた当時、注文されたお客様に「上手だね」と褒めていただいたことが本当に嬉しく、そこから調理が好きになっていきました。
主任になってからは近隣店舗の先輩や同僚と毎週のように飲みに出かけ、仕事のことはもちろん
ほかのさまざまな情報や考え方を共有できたことは良い思い出ですし、何よりその時多くの仲間と出会えたことが今、大きな財産となっています。

2020年からは鮮魚担当のバイヤーとして市場をまわり、水産物の仕入れを行っています。週2~3回、ツルヤで行う産直鮮魚の販売にあわせて新潟や上越、金沢に出向くのも欠かせない業務のひとつです。コロナ禍が明けてからは、東京・豊洲をはじめ北海道、東北、九州など全国各地への現地商談も増えてきました。

鮮魚の仕入れに関して、毎週土曜日に行っている新潟産直を例に挙げると、前日までに現地に入り夜中の1時半頃から動き出します。漁協に入りその日どんな魚が揚がっているか、直近の相場感やこの値段ならどの位売れるか…などセリ人と打ち合せをし買付を依頼します。あわせて、新潟以外で獲れた魚も並ぶ中央市場でも良いモノがあれば相対で買付をします。こうして仕入れた鮮度抜群の魚が「産地直送鮮魚」としてその日のお昼頃より店頭に並びます。

自分の目と足で買付先を開拓

自分の目と足で買付先を開拓

産直鮮魚を中心に日本海側の魚を仕入れることが多いのですが、ほかにも北海道や三陸、九州など様々な産地の魚の仕入れも強化しています。現地商談時に少し足を伸ばして新規の荷主さんとお話しすることもありますし、市場で「こんな魚があるよ」と声をかけていただき、そこから新しいつながりが生まれることもあります。
全国各地をまわり、これまで知らなかったコトを見聞きできるのは大きな刺激です。

バイヤーとして働くうえで大切にしたいのは、人とのつながりや謙虚に教えを乞う姿勢です。バイヤーとして目利き力が重要なのは当然ですが、毎日魚に触れている生産者さんや荷主さんに私は全然敵いませんし、現地仕入や出張のたびに新しく見聞きすることが多く、都度自分はまだまだだと痛感しています。
人間何ごとも慣れてくると傲りが出たりしがちですが、関わる全ての人に対して「教えていただく」という姿勢で良い信頼関係を築いていきたいです。

また近年は全国的に漁獲量が減っているため、全店舗で販売できる量を確保するのは毎回の課題です。商品を求めてくださるすべてのお客様に行き渡るよう集荷するのがバイヤーの仕事ですが、多くを集められても品質が悪ければ意味がありません。
より良いものを安定して集めるためにも、自分自身が誠実に取引先様、産地の方々と向き合って仕入のネットワークを広げていく必要性を感じています。

ツルヤの顔として、いっそうの成長を目指したい

突出した販売力を生かし、より良い品をより安く

生魚や鮭鱒、干物、凍魚、練り物などの水産物のほかにも餃子や焼売などの仕入れにも鮮魚バイヤーが関わっています。メーカーさんには「どうして魚のバイヤーが?」と思われている気もしますが、肉の知識が少ない分、先入観なくフラットな消費者目線で商品評価ができるのはメリットかなと思います。どんな商品であっても取引をする際には自分が食べてみておいしいと思えるもの、それでいて手の届きやすい価格で提供できるものを選定し、独りよがりにならず、お客様が買いやすい商品を揃えられるよう心掛けています。
そうして選んだ商品や自分が開発に携わった商品が売れ、さらにリピートがついているなと実感できた時は特に嬉しいですし、大きなやりがいを感じます。

バイヤーになって改めて実感しているのは、ツルヤの販売力の凄さです。現在は約40店舗ですが 取引先様から「200店舗あるんですか?」と驚かれるほど1店舗当たりの販売量が大きく、それは私たちの大きな強みだと思います。動かす商品の量が多いことは相手方にとってもメリットが大きく、交渉で有利な条件を出しやすくなります。仕入原価が下がればお客様へお値打ち価格で
提供することができ、それがさらに販売量を上げるという好循環で、「価値ある商品をより安く」というツルヤのビジョンを実現すること―それも仕事をするうえで大切にしているポイントです。

SCHEDULE

ある1日の仕事の流れ

  1. 05:30

    出勤、市場で検品・買付 ※市場当番・発注当番の場合
    バイヤー2人1組で県内の卸売市場に行き、当日入荷予定商品の検品を行います。
    また、良いものがあればその場で買付をし店舗へ送ります。
    (市場当番日以外は8:00出勤となります。)

  2. 06:00

    情報どり、翌日販売分の買付 検品後は水揚げ状況の確認や、その情報をもとに翌日販売分の魚の買付を一部行います。
    前日店舗へ案内した入荷案内書のチェックも行います。

  3. 07:00

    移動+休憩 休憩をはさみながら8:30頃までに本部に向かいます。

  4. 8:30

    発注業務 電話にて引き続き情報どりと買付を行い、売価の設定や店舗への振り分けを決めます。

  5. 12:00

    昼休憩

  6. 13:00

    発注業務 上記のデータ処理と店舗への入荷案内書を作成し、全店へ案内します。

  7. 15:00

    週間計画、商談など 実績を確認し、翌週以降の計画をたてます。商談を入れることもあります。

  8. 17:30

    退勤 休日は市場休にあわせて水・日曜日となることが多いです。
    家族との時間を優先に、仕事のことは一切忘れてメリハリをつけて休むようにしています。

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