電子レンジで作る フルーツジャム
- 丸子中央病院 山田シェフのいきいきレシピ
電子レンジを使って作るジャムの作り方です。少量でも簡単に作ることが出来ます。火にかけないので焦がす心配もありません。電子レンジの中で吹きこぼさないよう、器は大きめの器を使い、レンジの中の様子を見ながら加熱して下さい。甘さ、酸味は好みで加減して下さい。
材料
A
●苺…1パック へたをとる
●砂糖…70g
●レモン汁…20cc
●ペクチン…1パック(10g)
◆りんごジャム
B
● りんご…1個
皮付、8つ割、芯を取って5mmスライス
●砂糖…100g
●レモン汁…25cc
●ペクチン…1パック(10g)
◆国産レモンのマーマレード
●国産レモン 大きめ…2個
●ペクチン…2パック(20g)
●砂糖(6.のスライスした皮と身の合計重量と同量)…ここでは240g
作り方
◆苺ジャム、りんごジャム
1.電子レンジにかけられる大きめのボウル(中が見えるのでガラスがよい) にA又はBを入れラップをして中身が泡立って沸とうするまで電子レンジにかけます(500W5分くらい)。沸とうに至らなければ時間追加して沸とうさせます。
2.取り出して5分休ませます。更に2分加熱して出来上がりです。
〈ビン詰め保存する場合〉深めの鍋に水を張り、ガラスビンとふたを沈めます。火にかけ沸とうしてから1分待ち、殺菌します。湯から取り出し、水けを蒸発させます。布で 拭くと菌が付くのでビンの中は、さわらないで下さい。多少水が残っていてもよいです。 ジャムが出来たら出来立ての熱いうちにジャムをビンに詰めます。詰める時に使う スプーンなども一度熱湯にくぐらせて殺菌します。ビン詰めにしたらすぐしっかりふたをしてビンをひっくり返します。5分したら元に戻します(ひっくり返すことでビン詰め時に口元に残ってしまうカビなどを殺菌します)。常温に冷めるまで待って冷蔵庫で保存します。糖度が低いので冷蔵庫で保存の上、開封後はなるべく早く食べ切って下さい。
◆国産レモンのマーマレード
1.レモンのへたの部分とおしりの部分それぞれ5mmぐらい切り落とします(中の身まで届かない程度)。おろし金で表面全体をすりおろし、表皮を8割程取り除きます。
2.1のレモンを鍋に入れ、レモンが完全に浸かるように水を入れ落としぶたをして火にかけ、沸いてから30分弱火で煮ます。
3.2のレモンを水に取り、粗熱がとれるまで水に浸けておきます。
4.3のレモンを縦半割にし中身をスプーンで削り取るようにしてボウルに取り出します(汁も捨てずに一緒にとっておく)。取り出した中身から種を選び出し捨てます。種が残ると苦くなるので出来るだけ取り出します。
5.4のレモンの皮の部分を更に縦半分に切り(1/4になる)出来るだけ薄くスライスします。
6.4の身の部分と5のスライスした皮を一緒にして重さを測り、電子レンジにかけられるボウルに入れます。
7.6の重量と同量の砂糖、ペクチン2パックを加えてよく混ぜます(ペクチンは砂糖と混ぜてから入れる)。
8.ラップをして電子レンジ(500W7分)にかけそのまま更に7分置いておきます。
9.ラップをはずし、中身をよく混ぜ保存容器に移します。冷めたら冷蔵庫で保存します。