ジンジャークッキー(スペキュロス)
- 丸子中央病院 山田シェフのいきいきレシピ
しょうが、シナモン、ナツメグ、カルダモンの入った香ばしいクッキーです。ショートニングやマーガリンが入らないので口溶けがよく安心して食べられます。生地を伸ばす時は生地をビニール袋に入れて袋の上から麺棒で伸ばすと作業が簡単です。好きな型で抜いて焼いて下さい。型がない時は四角に切ってもかまいません。コーヒー、紅茶はもちろん日本茶にもよく合います。
材料
粉末黒砂糖…170g
A●卵1/2強…36g
(溶き卵にしてから半分ちょっと使用)
小麦粉…300g
ベーキングパウダー…小さじ1/2
B
●シナモンパウダー…大さじ2/3(3.3g)
●ジンジャーパウダー…大さじ2/3(3.3g)
●ナツメグパウダー…小さじ1(2.4g)
●カルダモンパウダー…小さじ1(1.8g)
作り方
1.粉末黒砂糖を粗目の網にかけてこします。スプーンで網をこするような感じで力を入れてこ します。後に残った黒砂糖の固い粒々(大さじ1 杯分くらい残るはず)は他の料理に使用します。
2.小麦粉300gとベーキングパウダー小さじ1/2 を乾いたボウルに入れます。(特にふるいにかける必要はありません。)
3.バターを1~2cm角ぐらいに切り、電子レンジにかけられるボウルに入れ500Wで1分加熱します。まわりがすこし溶け始めるくらいが理想の固さです。
4.Bの香辛料、1の黒砂糖を3のバターのボウルに入れ、スプーンでよく混ぜます。
5.2の粉の中央をすこしくぼませ、そこに4の黒砂糖、香辛料入りバターを入れ ます。バターに手を触れないような感じで粉の脇から指先を入れ下から持ち上げながら指先を動かしてバターを小さい塊にほぐしていきます。何度もやっているとパルメザンチーズの粉のようなポロポロした状態になります。ポロポロした状態になったらAの卵液を加えひとかたまりにします。
6.5の生地をビニール袋に入れ麺棒で5mmぐらいの厚さに伸ばし、冷蔵庫で一晩おきます。
7.6の生地を袋から取り出し半分に切り、打ち粉(小麦粉)をまぶし、ビニール袋を切って開いたビニールシートで上下をはさみ、麺棒で倍ぐらいの大きさに伸ばします。生地が固くて伸ばしにくい時は麺棒で10回くらいたたきます。 こうすると生地を冷たいままやわらかくすることが出来ます。
8.倍の大きさに伸ばしたら好きな型で型抜きしてクッキングペーパーをしいた天板の上に並べていきます。
9.オーブンを170℃に予熱して型抜きした生地を12分ぐらい焼きます。すこし焼き色が付けばOKです。焼き上がったら粗熱がとれるまでそのままおいておきます。
10.型抜きした生地のくずはもう一度伸ばし直して使用します。3回目をすぎると 焼き上がりが固くなってしまうので、3回抜いたら次は伸ばしたあと四角く切って焼きます。
※星型や雪の結晶に抜いてたこ糸をつけて焼き、クリスマスツリーに飾ったりもします。